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理学療法士は、人前でプレゼンテーションを行う機会が多い印象です。症例、研究発表や勉強会の講師などその内容はさまざまです。また、独立し開業している理学療法士は、自分のお店にお客様を集めるために営業を行わなければなりません。この営業においてもプレゼンテーションを行う必要があります。

そこで今回は、プレゼンテーションに関して、個人的な考え方を述べます。

パワーポイントについて

まず、プレゼンを行う際にパワポを使用するかどうかを考える人は多いようです。これに関しては正直どちらでもよいと思います。

大切なことは、パワーポイントでの発表=プレゼンと勘違いしないことです。プレゼンはあくまでプレゼンターが行うものであって、スライドはその補助的な道具です。

スライドを使った方が聴衆に伝えやすい場合は、スライドを使うと良いですし、スライドを使わない方が伝えやすい場合は、使う必要はないと思います。

そのため、スライドにぎっしり文字を詰めるのは良くありません。聴衆はスライドを読みに来ているのではなく、プレゼンターのプレゼンを聴きに来ているのです。ましてや、スライドを使ったプレゼンはプレゼンターのタイミングで話が進みます。そのようなスライドが出てきても読むことすらできません。

もしそのように、文字を沢山載せたものを渡したいのなら、スライドとは別に資料として事前に渡しておくとよいでしょう。

また、補助的な道具はスライドだけではなく、「ホワイトボード」「実演するための道具」などさまざまです。道具の使用の有無、使う道具の種類に関係なく、まず大切なことはいかに聴衆に伝わるかです。そのために、補助的な道具が必要ならあなたに合ったものを選択し、使用すると良いと思います。

営業や広告

営業や広告においてもプレゼン能力が必要になります。普段、理学療法士が行うプレゼンなどとの違いは、ターゲットがはっきりしており、一番の目的が伝わることではなく、伝わった上で相手に行動を起こさせることです。

つまり、プレゼンをする相手にその商品を買ってもらう必要があるということです。

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また、営業では直接相手にプレゼンしますが、広告は紙面上です。相手に直接プレゼンを行う場合は、質問などを受けることができるため、プレゼンの中で必要事項を伝え忘れても挽回するチャンスがあります。

しかし、広告はその紙に書かれている事が全てです。プレゼンで使うスライドはあくまで補助的な道具のためシンプルが一番です。一方、広告はそれ自体がプレゼンターになります。そのため、広告には必要なことを全て載せることが大切です。つまり、文字が一杯になる可能性が高いということです。

このとき、スライドと同じようにシンプルに作ることの良さを強調する人がいますが、以上のような理由からその考え方は間違っています。もちろん、シンプルかつ言いたいことが全て伝わるような広告なら問題ないと思います。しかし、セールスレターの世界では、長い文章の方が短い文章よりお客様の反応が良いといわれています

また、広告は決まったターゲット層に向けたものにしないと、投資収益率が悪くなります。

そもそもターゲット層以外の人は読まなくても良いという考え方です。基本的にあなたの商品に興味がない人は、シンプルであろうがなかろうが読みません。

つまり大事なことはターゲット層をいかに引き付け、読ませることによって、実際に行動を起こさせるような文章を作るかです。

以上のように、プレゼンはその目的によってポイントが変わります。スライドに関していえば、症例発表や営業のように、プレゼンターがいて、スライドを使う場合は、そのスライドは見やすくシンプルに作ることが一番です。

しかし、広告のように、プレゼンターがおらず、その紙だけでお客様を行動させたい場合は、必要な情報を全ての載せる必要あるため、一見したら読みにくいものになります。

これに関しては、その中でも相手に読ませるような工夫が必要です。

このように、「写真を使ってシンプルなもの」「見やすいもの」が良いとされ、広告などでも、このようなことが強調される場合があります。しかし、プレゼンは目的によってその抑えるポイントが変わるということを理解する必要があります。