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多くの理学療法士は組織に属していると思います。組織に属していることには、多くのメリット、デメリットがあります。理学療法士で独立する人が多いですが、そのことを理解した上で行動に起こすことが大切だと思います。

今回は、私が考える組織に属すことによるメリット、デメリットについて述べます。

組織に属することのメリット

組織に属することには多くのメリットがあります。その中でも大きいのは、自分の力で売り上げを出さなくても給与が貰えるということではないでしょうか。組織に属しているとイメージしにくいと思いますが、自分の力で収益を生み出すのはかなり難しいです。

収益を得るまでに実際には、「マーケティングを行い、お客様を集める→お客様に商品を紹介し、気に入ってもらう→商品が売れる」という流れがあります。

この中で一番難しいのは、お客様を集めることです。そして、組織に属している人はここを行う必要がありません。

組織に属しており、その中で営業を行っている人も、個人の力ではなく、組織の名前があっての結果になります。実際、組織内で営業成績が断トツだった人が、独立して上手くいかないという話はよく聞きます。

病院の経営者が、他の事業に手を出したときに失敗する原因も同様です。病院はそれだけでブランドになります。しかも、ほとんどの病院は健康保険が使えるため、お客様は集まりやすいです。

つまり、病院経営の多くはマーケティングの必要がほとんどありません。もちろんマーケティングを行うことにより患者さんは増えると思いますが、増えなくても経営が成り立つという現状があります。

その他、組織に属することにより得られるメリットとして、社会保険を半分負担してもらえる、毎月決まった給与が貰える、住宅ローンなどの融資の際に融資がおりやすい、退職金があるなどなどさまざまなメリットがあります。

独立する人は、組織に属しているおかげで当たり前に行えていたことが、独立後はできなくなる可能性があることを理解した上で、独立する必要があります。

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組織に属することのデメリット

以上のようなメリットだけでなく、組織に属していることで起こるデメリットもあります。多くの人に共通することは、人間関係の問題ではないでしょうか。組織には人が集まるため、どうしても気が合う人、合わない人が出てきます。それは同僚かもしれませんし、直属の上司かもしれません。

しかし、個人的な感情を仕事の中で出すのはいけません。どんなに気が合わない人であっても、職場では仕事仲間として協力しなければなりません。組織内で仕事を行っていく上で、この人間関係の問題はどうしてもなくなることはありません。

一方、この人間関係の問題は、そのような関係性を上手く対処することで、あなたの成長につながることもあります。それでもこの人間関係の問題は、多くの人が共通して感じているデメリットかと思います。

また他にもありますが、私が組織に属することで一番のデメリットと感じることは、個人の創造性が活かされないことが多いということです。これはその組織によりますが、多くの場合、平社員のアイデアは直属の上司、もしくはその上の幹部、経営者によって捨てられます。

そもそも、平社員がアイデアを積極的に出すことを推奨しているところがあまりないため、社員がアイデアを思いついても発言もしない場合が多いです。

つまり「このアイデアを提案しても聞いてもらえない」「聞いてもらえても、実行には移してくれない」という思考が前提にあります。これは社員の思い込みの場合もありますが、実際にこのような事態になっていることがほとんどです。

以上のように、組織に属するということはさまざまなメリットがありますが、大きなデメリットもあります。

先程述べたように、社員の創造性が活かされないのは本当にもったいないです。経営者や管理職には、社員の創造的なアイデアを、会社を通して社会貢献につなげるという役割もあると思います。

このようなことを行えると、社員のモチベーションの向上にもつながり、結果として社会貢献、そして会社の利益にもつながるのです。