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東洋医学の概念には五臓六腑というものがあります。この五臓六腑という概念は、西洋医学の臓器と似ているようで、多くの点でその機能は異なります。東洋医学の五臓六腑の方が、その役割は広くとらえられています。

また、実はこの五臓六腑にはその臓器が活発に働く時間というものがあります。その時間帯を知ることによって、生活習慣の改善や病態の把握などに使えます。

今回は、東洋医学における五臓六腑に対応する時間について解説します。

五臓六腑と時間

最初に述べたように、五臓六腑にはそれぞれ働きやすい時間帯というものがあります。今回はその時間の紹介と、臨床への応用例を書きます。

以下が臓器とその臓器が活発な時間になります。

3:00-5:00
大腸 5:00-7:00
7:00-9:00
9:00-11:00
11:00-13:00
小腸 13:00-15:00
膀胱 15:00-17:00
17:00-19:00
心包 19:00-21:00
三焦 21:00-23:00
23:00-1:00
1:00-3:00

これをどう臨床に応用するかというと、例えば肺について考えます。肺が活発に働く時間は3:00~5:00です。つまり、この時間は自然界のエネルギーを取り入れる時間であり、呼吸運動を行うのに最適な時間です。

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ヨガなどが朝早く起きて、呼吸運動を行うのは、東洋医学の観点からも効率的と言えます。

その他にも、大腸は肺に続いて5:00~7:00に活発に働くとされています。つまり、この時間は排泄の時間であり、健康な人の多くは朝のこの時間に排泄を行いますが、それも東洋医学の観点から説明できます。また胃は7:00~9:00によく働くとされています。つまり、この時間は消化器の働きが活発であるということです。そのため東洋医学の観点からは、朝食をしっかりとることが大事とされています。

さらに胆は23:00~100に活発に働くとされています。東洋医学では、胆は物事を決断することに関係するとされています。そのため、この時間に睡眠をとり、胆を休ませないと決断力が鈍るとされています。これは、西洋医学で推奨されている時間と類似しています。西洋医学では、時間とホルモンの関係性からその時間が推奨されています。

以上は数例ですが、このように東洋医学では五臓六腑に対応する時間があり、そのことを特に生活習慣に生かしています。そしてこの時間帯は、多くが西洋医学でいわれていることとも関係しています。

あなたもまずは、自分の生活からこの臓器と時間の関係を意識してみてください。おそらく納得できるような現象が起きているはずです。